河田 俊之(建築部・1996年入社)
一級建築塗装技能士・一級建築施工管理技士・建設塗装基幹技能者・外壁診断士・雨漏り診断士・窯業サイディング塗替診断士・塗料調色技能士・建築物石綿含有建材調査者
【現在の仕事】TV番組のビフォーアフターに出てくる『リフォームの匠』のような現場管理営業です。お客様と打合せし、見積作成し、契約、発注、施工管理をしています。 プレイヤー兼マネージャー
エネルギッシュな当時の社長に魅了され転職しました
私が入社したのは日本美装が創業8年のころで、勢いがすごくてイケイケの時代でした。
私はとある会社で、現場仕事をしていたのですが17時で終わったあとガソリンスタンドでバイトもしている、まあ、ヤンチャな若者でした。
そのガソリンスタンドに日本美装の社員さんがよく来ていてなじみがありました。そして、同級生が日本美装で営業の仕事をしていて、採用募集しているという話を持ってきました。
そのころ昼間の仕事を辞めてガソリンスタンドのバイトだけだったので、とりあえず正社員で就職しないといけないなという思いがあり、応募してみることにしたのです。
面接は現会長でした。当時の会長はエネルギッシュで(今は穏やかにニコニコしていらっしゃいます)迫力のある方でして、その会長をみてすぐに「日本美装で働きたい!」と思いました。そして、自分の好きな現場仕事もできるのがうれしかったのです。
晴れて日本美装で働くことになったのはいいのですが、建築の知識が全くありませんでしたが、当時の工事部の部長が熱心に教えてくれました。そのころの日本美装は外装塗装の会社でした。月に40件~50件の塗装現場があり、入社と同時に現場の毎日でした。
素人の私は、毎日毎日塗装前の外壁を洗う仕事をひたすらしていました。
そこから、リフォームの会社へと変化していくのですが、塗装でご縁ができたお客様から、水まわりのリフォームを提案するという戦略で、ルート営業(指定店営業)へと営業スタイルも変化していきました。
1年~1年半ほど現場の経験を積み、その後現場監督の仕事へとシフトしていきました。たくさんの現場があり現場を管理する人が必要だったのです。
忙しい状況に奮闘している自分が結構好きです
現場管理営業という仕事は、ご依頼いただいたお客様とコミュニケーションを取る仕事です。
物売り的な営業をするというよりも、お近くで住まいのことでお困りの方がいらっしゃったら河田に連絡いただければきっとお力になれますよ。とお伝えするようにしています。
なので、目の前のお客様に信頼していただくよう、一生懸命仕事を行うことが一番の営業活動だと思っています。
プレイヤー兼マネージャーである仕事は忙しいのですが、自分の強みを生かすことをまず先決とし、それぞれの得意をバランスよく活かすことを心がけています。
僕は外装工事が得意です。
日本美装の社員や、取引業者さんの得意ももちろんあって、それぞれ持ちつ持たれつやっているので、忙しいことに心配や不安があるわけではないのですが、きっと社内で一番忙しいポジションだとは思います。
でも、忙しい状況に奮闘している自分が結構好きなんです。
会長から「眉間にしわを寄せていてはだめですよ」と教えていただきました、社員からの相談も気持ちよく受けられるように意識しています。
お客様自身が気づいていないことに気づくために
お客様には、過去の失敗談などのデメリットもお伝えするようにしています。
デメリットを見越した提案を心がけ、10年先、20年先を考えたご提案、施工を心がけています。
お客様の立場に立って、自分の家をリフォームするときには絶対やらないことはお客様にはしないということは、社員全員が思っていることだと思います。
お客様の満足とは、お客様自身の困りごとやストレスがなくなるということだと思います。
そのためにも、本音や本当の困りごとを深堀することが必要なのです。
とはいえ、お客様は初めから心を開いてお話いただくことは難しいので、何度も足を運び「実は…」と切り出していただけるタイミングを作ります。
お客様自身が気づいていない、見えいている困りごとの隠れた本当の理由や原因は会話をたくさんしないと見えてこないのです。
雨漏り診断士という資格があります
この10年くらいにできた「雨漏り診断士」という資格があります。
建築の知識と経験が必要な資格です。
金沢では戸建て住宅の雨漏りのご相談はとても多いので、しっかりと診断でき信頼していただくのにこの資格はとても良いと思います。
チャレンジに対して積極的な後方支援がある会社です
私もそうですが、勤続年数が長い仲間とアットホームな職場で自分の持っている資源を活かすことができる会社です。
仕事を通じて自己成長ができ、長く続けられる会社です。
資格なども積極的に取らせてくれます。
チャレンジに対して積極的な後方支援があります。
人の力量を見るのがうまく、強みをさらに磨くチャンスをくれる会社だと思います。
私自身、お客様にも喜ばれ、もっとうまくなりたいという向上心が増し、その気持ちを汲んでもらえる会社で大きく成長させていただいたと思います。
仕事を通じて人格的な哲学を学び、身に付いたとところが一番の成長したと感じるところで、そのことによって自信をもって仕事ができるようになりました。
25年仕事を続けて来られたのは、仕事が好きだったから、外装リフォームが好きだったからだと思います。
今年はエクステリアプランナーの資格に挑戦しようと思っています。